カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新トラックバック
ブログ内検索
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
朝、いつもと違う路線の電車に乗った。目的地までの途中駅から乗り込んだ女性3人組。それぞれの手には握り飯。小太りという表現が許されないほどに太っている。茶色に染めているのだか脱色しているのだか単に痛んでいるのだか知らないけれど、枝毛の多そうな髪を結い上げているを見ると、蓮っ葉なイメージしか抱けない。
3人が3人、程度の差こそあるけれどそんな調子で、そして話している内容はといえば、これが食べ物の話。握り飯にかぶりついておいて、まだ食欲が満たされないのか。底なしだな。
車内に食べ物特有の匂いがたちこめて、朝食抜きの身には物苦しい。
と、誰の握り飯かはわからないが、具が落ちたようだ。硬質の音が立った。
コロコロと足元に転がってきたのは、米粒まみれの眼球だった。恨めしげに天井を見上げている。
隣のOLが吐いた。
3人が3人、程度の差こそあるけれどそんな調子で、そして話している内容はといえば、これが食べ物の話。握り飯にかぶりついておいて、まだ食欲が満たされないのか。底なしだな。
車内に食べ物特有の匂いがたちこめて、朝食抜きの身には物苦しい。
と、誰の握り飯かはわからないが、具が落ちたようだ。硬質の音が立った。
コロコロと足元に転がってきたのは、米粒まみれの眼球だった。恨めしげに天井を見上げている。
隣のOLが吐いた。
PR
この記事にコメントする